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​けせら暮らしの日々 

  • 2020年6月23日

今年のわたんぼは

コロナの影響で第6期生を募集することができませんでした


わたんぼは

3月から12月まで

種を蒔き、糸を紡ぎ、草木で染め、布を織り、がま口を作る

この「衣」を手づくりするわたんぼというワークショップ


緊急事態宣言は解除になったけど

いつまたコロナが蔓延するかわからない状況での

約1年間かかるワークショップは企画できないなー


もう集まるワークショップは

できない世の中になってしまうのかな?


そんなことを

もんもんと考える日々でしたが

集まれないんだったら

それぞれ家でわたんぼをしてもらったらいいんだ!


となって


おうちでわたんぼ

と題してまずは藍の栽培キットを作ったのでした


今年の苗はもう完売しちゃったのだけど

ブログで我が家の藍の様子を

これからちょこちょこレポートしていきたいと思います






今期の草木染めはびわの葉、葛、マリーゴールドの3回

メンバーさんと染めたい色や材料を相談して決定しました


びわの葉はけせら暮らしの大さんがお庭のお手入れの際に選定したびわの木から採取

葛はみんなで近所に採りにいき、マリーゴールドは畑で育てています


先月はびわの葉染め

煮出してから2日置いた染料でみょうばん媒染と石灰媒染

わたんぼ当日に葉っぱを細かく切り煮出した染料でみょうばん媒染

3種類の色に染めることが出来ました


微妙な色の違いですが

赤みが強い茶ピンクと黄色が強い茶ピンクに分かれました



媒染や染料の酸化の違いでこんなにも色が変化するなんて

毎回自然ってすごいな〜化学ってすごいな〜と思います

そして、いつも先人たちの智慧はすばらしいと尊敬の念が溢れてきます




草木染めの日は

煮出している時間や染液に浸けている時間などの空き時間に

織り機を作ったり、糸紡ぎをしたり、おしゃべりしたり

みんなそれぞれしたいことをして過ごします



織りで使う刀杼をカンナで削ったり



腰ベルトを縫ったり


みなさん、布作りに向けて少しづつ進んでいます


今月は葛の葉染め

綺麗な緑色が出ますように、、、


実は、、、先月末にこっそりわたんぼ番外編として

宮本佳緒里さんにお越しいただき、がま口ワークショップを開催しました


場所はそば切り蔦屋さん

女将のTさんと宮本さんは幼馴染!


ずっとわたんぼに通って

おねえちゃんのがま口を作りたいけどお店があるから行けない、、、と悲しんでいたTさん


なら、次のがま口WSは蔦屋さんで決まりだ!と思っていました


昨年度わたんぼ4期でのがま口WSに参加出来なかった方や

今までわたんぼに事情があって通えないけど通いたいな〜と言ってくれていた方もいたので

暑くなる前に、、、と開催することになりました

※え〜、参加したかったのに〜という方、ごめんなさい。また番外編したいと思っています

 次は公開募集しますね



やっぱり、、、がま口WSは楽しい!

そして、やっぱり、、、宮本さんコレクションの布たちが可愛い!!!


布選びだけで1日が終わってしまいそう



がま口のSizeに合わせてハギレを置いてデザインしていく人もいれば

ただただ好きな布をつないでいき布をがま口Sizeまで大きくしていく人もいて

あーでもないこーでもないと皆さん、お喋りしながら手を動かしていました


お昼はもちろん、蔦屋さんのそばランチ!

美味しすぎて全部の写真を撮るのを忘れちゃいましたが

前菜のサラダもお蕎麦もちらし寿司もお漬物も最高に綺麗で美味しかったです




お昼が終わったら眠たくなってきた、、、

寝ちゃう人いるんじゃないかな?と思うくらい気持ちが良かったけれど

布つなぎは眠気も吹っ飛ぶ楽しさ!


皆さま、時間内に完成することができました


最後の仕上げは宮本さんにお願いして、、、


お疲れ様のティータイム



今回は丹波篠山の福住という宿場町にある

マグナムコーヒーさんの水出しコーヒーとお菓子をご用意しました



和気あいあいと笑顔が耐えない時間でした


参加していただいた皆様、宮本さん、蔦屋さん、

幸せな時間をありがとうございました







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