4月14日(日)
吹田での竹部の活動日。
あいにくの雨でしたが、みなさま電車とバスを乗り継ぎ竹かごを編みに来てくれました。
みなさん、それぞれのかご編みをします。
この日はほとんどの方が「六つ目編み」のかごを編んでいました。
六つ目は呪文のように
「左を押さえて右をすくう」
「六つ目の上の三角は組み替える」
とぶつぶつ唱えながら編み方を身体に染み込ませていくのですが
編み目が増えていくと右と左がごちゃごちゃになっていき
組み替えられていなかったり、組み替えなくていいところが組み変わっていたり、、、。
六つ目の編み目がしっかり見えるまでは、もうわけわかりません。
みんな、「わかってきたかも!」「あー。やっぱりわからない!」と
頭を抱え、ため息をつきながら編んでいます。
でも苦労して編んだかごは、
どんなに不格好でも愛着が湧いてくるし
達成感はもりもりの山盛り!
どんどん次を編みたくなります。
竹かご編みは
1回、2回、3回と繰り返し同じかごを編んでやっと
編み目が見えてきて、効率の良い編み方もわかってくるし
竹の癖もわかってくるので、ひごが裂けたり折れたりしなくなっていきます。
六つ目に限らず八つ目も網代も鉄線も、どんな編み方でも
身体が覚えるまで時間がかかります。
でも、めっちゃ楽しい!
どうやったらきれいに編めるのか分析しながらかごを編む。
私はいろんなこと分析するのが好きな性格だから
竹かご編みはもう大好物なんです。
特に六つ目は
初めて自分でひご作りから編んだ思い出の編み目。
竹部にくるみんなが頭抱えて編んでいる姿は
いつも初心を思い出させてくれて、
部員さんに編み方を教えるたびに新しい発見があり
また私の分析心が疼いてくる、奥深い編み目です。
六つ目、大好き!